K6A ベルト交換
私の通勤専用車アルトロメオ(スズキ アルト HA23V)。
スズキ湖西工場で毎月何万機も載せられたであろうエンジンK6Aを搭載しております。
世界でももっとも量産されたエンジンの一つといっていいでしょう。
エンジン含めこの14年式アルトはほぼノントラブル。
油脂類の定期交換くらいでエンジンオイルも千円程度の安物鉱物油。
エアコンも効くし、意外に5速マニュアルで走らせると楽しめるし、
なによりチンクの部品や工具などの一時保管場所としても活躍中。
ただし消耗品は仕方ないですね。
気温の低いときや湿度が高くなってくるとベルトが鳴きます。
オルタネーターとコンプレッサーベルトを換えます。
部品も安い安い。
まずは作業性のためにフロントバンパー外します。
すごいねー。素人でも10分で外れる整備性のよさ。
FFなのに隙間の多いエンジンルーム。
バンパーは樹脂リベットで留まっております。
オルタ周りを弄りますので電気ビリビリしないようにしておきます。
まずコンプレッサのボルトを緩めます。
奥に押し込んだらベルトのテンションが緩みましたので古いベルトを外します。
次にフロア下にもぐり、オルタ下のプーリーカバー外します。ボルト三箇所。
下のボルトが軸になっております。上二本でテンション調整。
オルタ用リブベルトの新旧比較。こりゃ滑るわな。
コンプレッサー用Vベルト。上が新しいもの。古いものは磨り減ってます。
今回用意したベルト。↓
新しいベルトをかけたらテンション調整。
プロは正確にテンション測るのでしょうが、素人は感覚でやります(笑)
でもベアリングに負担がかかるのでテンションかけすぎないように気をつけます。
オルタは調整ブラケットがあるので簡単です。
コンプレッサーは鉄パイプで手前にテンションかけつつボルトで位置決めしてます。
点検後、エンジン始動。問題なくベルト鳴きも消えました。
バンパーを留めてる樹脂リベットは経年劣化でぼろぼろ。数個は既に無くなってました・・。
こちらも新調してきっちり取り付け。
完成。作業は非常に暑かった。
これからまた暫くノントラブルで頑張ってください。
もうひとつメガーヌのホイルバランスも取り直し。
ウエイトが飛んでなくなっておりましたので。こちらはカー用品店にてお願いしました。